知人から入手しました。知人はサンバレーから購入したそうです。アンプ作り出来ない人なので、サンバレーに組み立て依頼したそうです。ノイズが出てたので調整しました。音は素直な音でしたが、VT-６２の良さを引き出したアンプとは思えない音でした。そこで改造することにした。
改造点プリメインという事で、入力４回路だったのを１回路にし、セレクターＳＷの接点を通らなくした。入力のシールド線をモガミ電線のものに交換。入力ボリュームをアルプスのちいさめの２４０ＫΩをアルプス２４５Ｇ１００ＫΩに交換。初段とドライブ段の回路変更、初段６ＳＮ７（１／２）ＰＫ分割６ＳＮ７（１／２）ドライブ段６Ｎ７という構成にした。軽くＮＦＢかけてます。固定バイアス。カップリングコンデンサーをオイルコンに変更。電源部を除き全て音響用カーボン抵抗採用。配線材は銀メッキテフロン線使用、一部ＷＥ絹綿巻き単線採用、
元のままなのは各種トランス、ヒーター電源、出力管ＶＴ－６２、シャーシです。音はトリタンフィラメントのＶＴ６２らしい高音域の美しいアンプとなりました。繊細で粒立ちの良い表現力はバロック音楽等、古楽器の小編成の演奏を聴くには最高だと思います。
６ＳＮ７はロシア製、６Ｎ７は不明（多分ロシア製）、ＶＴ－６２はＨＹＴＲＯＮです。取り外した基板は初段ドライブ段とも６ＳＮ７のようです。ガラス面にもベースにも何も表示が無く、消してしまってあります。抵抗は全て酸化金属皮膜抵抗を使ってありました。組み立て方法についての問い合わせは株式会社トライオードと取説に書いてあるので、元々キットはトライオードの設計なのかもしれません。トランスカバー上部に引っかき傷が見られます。（画像参照）他に目立った傷はなく、前から見ればきれいです。
発送は重量が２０ｋＧあるのでヤマトおてがる配送１６０サイズとなります。元々の取説も同梱します。前に出品してましたが、テストラン中に雑音が入り出品取り消し、点検調整をして再出品しました。点検調整箇所は出力トランス内のリード線と端子の接続不良を半田付けし直し、初段真空管ソケットの接点不良を接点回復剤で対処。よろしくお願いします。
元のサンバレーのVP-6200についていた基板も一緒に送ります。（１０枚目の画像）
他にもスピーカ^やアンプなど出品していますので、ご覧ください。またプロフィールも一読していただければ幸いです。